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パチンコがやめられない状態は、厚生労働省の依存症ポータルサイトによると、「ギャンブル等依存症」という病気の可能性があります。ギャンブルに対する欲求を抑えられなくなり、社会生活に支障をきたす病気で、本人の意思の弱さや性格の問題ではなく、ギャンブルを経験したことがある人なら誰でもなる可能性がある、と説明されています。困ったときは、お住まいの精神保健福祉センターや保健所、自助グループに相談できます。
この記事は、パチンコ・パチスロをやめたいのにやめられない人と、その家族に向けて、厚生労働省の「依存症の理解を深めるための普及啓発サイト」と、同省のリーフレット「ギャンブル等依存症 具体的な相談先はこちら」で確認できた内容を、セルフチェック・相談先・自助グループの順にまとめたものです(2026年10月9日確認)。以前この記事に書かれていた治療成績や体験談の数字は、出典を確認できなかったため削除しました。
- ギャンブル等依存症は、意思の弱さではなく病気です(厚生労働省)。
- 「予算や時間を決めない・守れない」「勝ったら次のギャンブルに使おうと考える」「ギャンブルしたことを誰かに隠す」「負けたらすぐ取り返したいと思う」の4項目のうち、2つ以上当てはまると、依存症の可能性が高いとされています。
- 相談先は、精神保健福祉センター、保健所、医療機関(依存症対策全国センターの治療機関マップ)、自助グループです。
- 自助グループには、当事者向けのGA(ギャンブラーズ・アノニマス)、家族・友人向けのギャマノンなどがあります。
- 借金が膨らんでいるときは、ギャンブルの相談と並行して、債務整理などの相談先を確認することが大切です。
パチンコがやめられないのは病気?厚生労働省の説明
厚生労働省の依存症ポータルサイトは、ギャンブル等依存症を「ギャンブルに対する欲求を抑えられなくなり、社会生活に支障をきたす病気」と説明しています。「本人の意志の弱さや性格の問題ではなく、ギャンブルを経験したことがある人であれば、だれでもなる可能性のある病気」とも書かれています。厚生労働省のリーフレットでも、ギャンブル等依存症は、ギャンブルにのめり込むことで日常生活や社会生活に支障が生じている状態であり、治療や支援につなげれば回復できる、という趣旨が示されています。
ここでいうギャンブルには、パチンコ・パチスロのほか、競馬や競艇などの公営競技、宝くじ、海外のオンラインカジノなど、さまざまなものが含まれます。この記事の相談先は、パチンコに限らず、ギャンブルの問題一般に使えます。
4項目のセルフチェック「LOST」
依存症ポータルサイトの対談記事には、スクリーニングテスト「LOST」が紹介されています。4つの項目に、どれだけ当てはまるかを見るものです。
| 頭文字 | 項目(ポータルサイトの紹介) |
|---|---|
| L(Limitless) | ギャンブルをするときには、予算や時間の制限を決めない、または決めても守れない |
| O(Once again) | ギャンブルに勝ったときに、次のギャンブルに使おうと考える |
| S(Secret) | ギャンブルをしたことを誰かに隠す |
| T(Take money back) | ギャンブルに負けたとき、すぐに取り返したいと思う |
同じ記事では、2つ以上当てはまる場合に、ギャンブル等依存症の可能性が高いとされています。「取り返したい」と考える項目は、研究で最も当事者が共感する項目だとも紹介されています。ギャンブルを「お金を作る手段」と考えてしまうのは、依存症に足を踏み入れている特徴の一つ、という説明もあります。なお、これは病気かどうかを診断するものではありません。当てはまった場合は、専門の窓口に相談してください。
どこに相談できる?公的な窓口
| 窓口 | 内容 |
|---|---|
| 精神保健福祉センター | 各都道府県・政令指定都市に設置されている公的な窓口。本人や家族の依存症の相談を、電話や面接で受け付けている。一覧は全国精神保健福祉センター長会のサイトで確認できる |
| 保健所 | 保健師・医師・精神保健福祉士などが、電話や面談で相談に応じている。家族からの相談も受け付けている。お住まいの地域の保健所は、厚生労働省の保健所管轄区域案内で探せる |
| 依存症対策全国センター | 国が依存症対策の全国的な拠点と位置づけている機関。サイトの「治療機関マップ」から、地域の相談拠点や医療機関を探せる |
どこに相談すればよいか迷うときは、まずお住まいの保健所か精神保健福祉センターに電話するのが確実です。
自助グループ・家族会
厚生労働省のリーフレットには、ギャンブル等依存症の当事者・家族のための相談先として、次の団体と電話番号が載っています。番号は変わることがあるため、電話する前に、各団体の公式サイトで最新の情報を確認してください。
| 団体 | 対象 | 電話番号(リーフレット掲載) |
|---|---|---|
| GA(ギャンブラーズ・アノニマス) | 当事者 | 046-240-7279 |
| ギャマノン | 家族・友人 | 03-6659-4879 |
| 公益社団法人 ギャンブル依存症問題を考える会 | 当事者・家族 | 070-4501-9625 |
| NPO 全国ギャンブル依存症家族の会 | 家族 | 090-1404-3327 |
自助グループの所在地や活動日時は、市区町村、保健所、精神保健福祉センターに問い合わせても分かります。
家族ができること
厚生労働省の啓発サイトは、本人を責めるよりも、家族自身も相談先につながることが大切だとしています。ギャンブル等依存症の問題は、お金の問題が先に表に出て、怒られたり借金があったりして、隠すようになる傾向がある、と当事者の語りとして紹介されています。家族が一人で抱え込まず、精神保健福祉センターや保健所の家族相談、家族向けの自助グループを利用することが、回復の支えになります。
よくある質問
パチンコがやめられないのは意思が弱いからですか?
厚生労働省は、ギャンブル等依存症を、本人の意思の弱さや性格の問題ではなく、ギャンブルを経験したことがある人であれば誰でもなる可能性のある病気だと説明しています。
依存症かどうかを自分で確かめる方法はありますか?
「予算や時間の制限を決めない、または決めても守れない」「勝ったとき次のギャンブルに使おうと考える」「ギャンブルしたことを誰かに隠す」「負けたとき、すぐ取り返したいと思う」の4項目のうち、2つ以上当てはまると、依存症の可能性が高いとされています。これは診断ではなく、専門窓口に相談する目安です。
どこに相談すればいいですか?
お住まいの精神保健福祉センターか保健所に、電話や面談で相談できます。治療機関は、依存症対策全国センターの治療機関マップから探せます。自助グループとして、当事者向けのGA、家族向けのギャマノンなどがあります。
家族がパチンコをやめられません。相談できますか?
家族からの相談も、保健所や精神保健福祉センターで受け付けています。家族向けの自助グループもあります。
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出典
- 厚生労働省「依存症の理解を深めるための普及啓発サイト」【対談記事】ギャンブル等依存症:身近な病気(2026年10月9日確認)
- 厚生労働省リーフレット「ギャンブル等依存症 具体的な相談先はこちら」(PDF)(2026年10月9日確認)
- 依存症対策全国センター「治療機関マップ」(2026年10月9日確認)
更新履歴
- 2026年10月9日:出典を確認できない治療成績・体験談を削除し、厚生労働省の公開情報をもとに書き直しました。
