「みずほ銀行のカードローンは審査がゆるいのか」と調べる人は少なくありません。この記事では、みずほ銀行のFAQ(よくあるご質問)、全国銀行協会、全国銀行個人信用情報センターの公式資料をもとに、審査についてどこまで分かるのか、申込条件、保証会社、審査時間、限度額と金利、収入証明書が必要になるとき、契約後の更新と延滞の扱いを整理します。
- 公式FAQに、審査がゆるいという説明や、通過率の数字はありません。みずほ銀行と保証会社の審査があり、希望に沿いかねる場合もあります。
- 申込みは、満20歳以上66歳未満で、安定かつ継続した収入の見込める人などが対象です。保証会社は、オリエントコーポレーションまたはアイフルです。
- 限度額は10万円〜800万円で、審査で決まります。50万円超になった場合は収入証明書が必要です。
- インターネット申込みは最短当日に回答、電話は翌々営業日以降です。「審査なし」をうたう業者は使わないでください。
返済のために借りる前に、借金を減らせるか確認しませんか
次のどれかに当てはまるなら、新しく借りるより先に、弁護士に借金の減額を相談する方法があります(債務整理)。
- 毎月返しているのに、元金がほとんど減らない
- 返済のために、別の会社から借りている
- 支払いが遅れて、督促の電話やSMSが来ている
ライズ綜合法律事務所の減額相談は、借入金額などの質問に答えるだけで申し込めます。相談は無料で、匿名でも申し込めます。家族や知人に知られないよう配慮して対応すると案内されています。
※相談しても必ず減額できるとは限りません。債務整理を依頼する場合は所定の費用がかかります。
「審査がゆるい」と言える公式の根拠はあるか
みずほ銀行のFAQ(よくあるご質問)「カードローンは誰でも申し込みできますか」は、申込みの条件を満たしたうえで、みずほ銀行と保証会社の審査があり、審査の結果によっては希望に沿いかねる場合がある、と説明しています。審査を「ゆるくしている」「厳しくしている」といった説明は、ここで確認した公式資料にはありません。通過率や、審査に通らなかった人の割合を示す数字も、載っていません。
全国銀行協会は、2017年(平成29年)3月16日の「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」で、銀行による消費者向け貸付けは改正貸金業法の適用対象外であるものの、収入状況や返済能力をより正確に把握することに努めること、信用情報機関の情報などを活用して他社の貸付けを勘案し、返済能力などを確認するよう努めること、を挙げています。つまり、銀行のカードローンは、貸金業法の総量規制の対象外でも、審査は行われます。総量規制との関係は総量規制とは?年収の3分の1で整理しています。
申込みの条件(みずほ銀行FAQ)
みずほ銀行のFAQによると、次のすべての条件を満たす人が申し込めます。
- カードローン契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の人
- 安定かつ継続した収入の見込める人
- 保証会社の保証を受けられる人
外国人の人は、永住許可を受けている人が対象と書かれています。申込みの際には、みずほ銀行と、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたはアイフル株式会社の審査があります。申込みの方法は、パソコン・スマートフォン(24時間受付)と、電話(みずほ銀行カードローン専用ダイヤル0120-324-555、新規・増額の申込みは音声ガイダンスで[1#]、平日9時〜18時)です。
審査の時間
FAQによると、審査時間は申込方法で異なります。インターネット(パソコン・スマートフォン)は、最短当日に審査結果を回答します。電話は、申込受付後、翌々営業日以降に審査結果を回答します。「最短」であって、必ず当日に結果が出るという意味ではありません。結果を急いで、審査のない業者に申し込むことは避けてください。「審査なし」をうたう業者は、貸金業の登録がない違法な貸付けである可能性が高いためです(「審査なし」広告のルール)。
限度額と金利、収入証明書が必要になるとき
FAQによると、ご利用限度額は10万円〜800万円の範囲(10万円単位)で、審査によって決まります。金利は限度額によって決まり、基準金利は次のとおりです(2026年7月8日現在の表示)。
| ご利用限度額 | 基準金利(年) |
|---|---|
| 10万円以上100万円未満 | 14.0% |
| 100万円以上200万円未満 | 12.7% |
| 200万円以上300万円未満 | 9.7% |
| 300万円以上400万円未満 | 7.7% |
| 400万円以上500万円未満 | 6.7% |
| 500万円以上600万円未満 | 5.7% |
| 600万円以上800万円未満 | 4.7% |
| 800万円 | 2.0% |
審査の結果、限度額が50万円を超えた場合は、収入証明書の提出が必要です。提出しない場合は、限度額50万円・年14.0%の契約になります。収入証明書は、源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書、納税証明書(その1・その2)のいずれかです。貸金業法でも、貸金業者に対して、一定の金額を超える貸付けでは収入を明らかにする書面の提出を受けるよう定めています(13条3項)。銀行については、全銀協の申し合わせが、この基準に留意することを挙げています。
契約後に知っておきたいこと:更新、延滞
- 契約期限と更新:契約成立日から1年後の応当日の属する月の10日が契約期限です。契約は1年ごとに自動更新され、期限到来時に審査があります。当行が特に認める場合を除き、満70歳以上の人は契約更新されません(FAQ)
- 延滞:返済日に口座の残高が不足し、引き落としができなかった場合は延滞となり、延滞分が返済されるまでカードローンは利用できません。遅延損害金が組み入れされるなどの理由で、翌月以降の返済額が増額する場合があります(FAQ)
- 再借入れ:全額返済後も、契約期限内であれば、再審査は不要で、限度額内でいつでも利用できます(FAQ)
全国銀行個人信用情報センターは、他の個人信用情報機関と、各機関の延滞、代位弁済等の事故情報などを交流している、と説明しています。自分の信用情報の確認方法は信用情報の開示で解説しています。
審査に通らなかったとき、みずほ銀行を名乗る連絡を受けたとき
全国銀行個人信用情報センター(KSC)のFAQは、会員の各金融機関は、個人信用情報を参考にして、自社の審査基準にもとづいて独自に審査をしており、KSCは、融資の申込みが断られた理由を把握していない(審査を行っていない)、と説明しています。つまり、断られた理由は、KSCに問い合わせても分かりません。理由は、申込み先の銀行に確認することになります。
みずほ銀行のFAQは、カードローンの申込みや増額の案内の電話を、0120-252-080、0120-314-104から、コールセンターがかけていると説明しています。また、SMSを通じて口座番号やカード暗証番号を尋ねることはない、としています。身に覚えのない連絡を受けたときは、番号をFAQで確かめ、カードローン専用ダイヤル(0120-324-555)に確認してください。
返済が苦しくなったとき
借入れが増えて返済が苦しいときは、新たな借入れを重ねる前に、相談してください。全国銀行協会の「カードローン相談・苦情窓口」(全国銀行協会相談室、0570-017-310、月〜金曜日の午前9時〜午後5時、祝日と銀行の休業日を除く)は、銀行のカードローンの返済が困難になっている人が利用できます。JCCOの多重債務ほっとライン(0570-031640)は、債務整理を含め、最も合った方法を検討できる窓口で、電話相談もカウンセリングも無料と案内されています(JCCOの無料借金相談)。
法テラス・サポートダイヤル(0570-078374、平日9時〜21時、土曜9時〜17時)でも案内を受けられます。債務整理の違いは債務整理4種類の違い、費用が心配なときは債務整理の費用が払えないときで整理しています。個人間融資や給与ファクタリングは、貸金業の登録がない違法な貸付けである可能性が高いため、使わないでください(給与ファクタリング・個人間融資の危険)。
借金の減額は、弁護士に無料で相談できます
支払いが遅れると、遅延損害金がかかります。返済が難しいときは、早めに専門家へ相談すると、返済の負担を見直せる場合があります。任意整理・個人再生・自己破産のどれが合うかは、借入額や収入によって変わります。
ライズ綜合法律事務所では、質問に答えるだけで借金の減額相談を無料で申し込めます(匿名でも可)。まずは減らせる可能性があるかだけでも確かめてみてください。
※相談しても必ず減額できるとは限りません。債務整理を依頼する場合は所定の費用がかかります。
まとめ
- 公式FAQには、みずほ銀行カードローンの審査がゆるいという説明や、通過率の数字はない。
- 申込みには、年齢、安定かつ継続した収入、保証会社の保証などの条件があり、銀行と保証会社の審査がある。
- 限度額は10万円〜800万円で審査により決まり、50万円を超えた場合は収入証明書が必要。
- 契約は1年ごとに自動更新され、期限到来時に審査がある。延滞中はカードローンを利用できない。
- 審査に通らなかった理由は、信用情報機関では分からない。返済が苦しいときは相談窓口を使う。
よくある質問
みずほ銀行カードローンの審査は、ゆるいのですか?
公式のFAQには、審査の厳しさを示す説明や、通過率の数字はありません。みずほ銀行と保証会社の審査があり、審査の結果によっては希望に沿いかねる場合がある、と書かれています。
みずほ銀行カードローンに申し込める条件は何ですか?
契約時の年齢が満20歳以上66歳未満であること、安定かつ継続した収入の見込めること、保証会社の保証を受けられることのすべてを満たす人です。外国人の人は永住許可を受けている人が対象です(みずほ銀行FAQ)。
審査結果は、どのくらいで分かりますか?
インターネットからの申込みは最短当日に回答します。電話の申込みは、受付後、翌々営業日以降に回答します(みずほ銀行FAQ)。
収入証明書は必ず必要ですか?
審査の結果、ご利用限度額が50万円を超えた場合に必要です。提出しない場合は、限度額50万円・年14.0%の契約になります。源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書、納税証明書(その1・その2)のいずれかです(みずほ銀行FAQ)。
審査に通らなかった理由は、どこで分かりますか?
全国銀行個人信用情報センターは、審査を行っておらず、融資の申込みが断られた理由を把握していません。各金融機関が、個人信用情報を参考に、自社の審査基準で審査しています。
出典
- みずほ銀行FAQ「カードローンは誰でも申し込みできますか」
- みずほ銀行FAQ「【カードローン】ご利用限度額と金利はどのように決まりますか。」
- みずほ銀行FAQ「カードローンの利用限度額について知りたい」
- みずほ銀行FAQ「カードローン申込の審査時間はどのくらいかかりますか」
- みずほ銀行FAQ「カードローンの契約期限はありますか」
- みずほ銀行FAQ「【カードローン】返済日に口座残高不足で引き落としができなかった場合どうなりますか。」
- みずほ銀行FAQ「みずほ銀行を名乗る電話が0120-252-080、0120-314-104からかかってきた」
- 全国銀行協会「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」(2017年3月16日)
- 全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター「よくあるご質問【1】本人開示の手続きについて」
- 全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター「登録情報開示報告書の見方」(2025年8月)
- 全国銀行協会「カードローン相談・苦情窓口とは」
- e-Gov法令検索「貸金業法」(第13条)
更新履歴
2026年10月9日:記事を公開しました。
